JEBリニューアル・移転のお知らせ
2022/3/30にJapEn Boardをリニューアルし、新規ウェブサイトとして運用開始しております。

◆新規JEBについて
こちらからアクセスすることができます。
https://jeb.penmawashi.com/

◆移行の経緯
viewtopic.php?f=54&t=5836

一般の部決勝T二回戦結果

返信
yngs
副管理人
記事: 81
登録日時: 2017年9月04日(月) 14:03

一般の部決勝T二回戦結果

投稿記事 by yngs » 2020年7月22日(水) 21:15

一般の部決勝T二回戦結果を発表します。

第1試合 hash


Akiza VS 斡旋

iroziro vs masa

win : iroziro

iroziro
特に減点する要素もなく全体通して気持ちよく見れるFSではあるものの恐らく見せ場としている7秒辺りの
切り替えしが少し不安定になってしまってて「惜しい」という印象。

masa
始動と締めがやりたかったんだとは思うがそれ以外の繋ぎのパスなどが雑。
肝心の始動と締めも綺麗に決まっているというわけではなく「何回も撮ってやっと成功した1回」のように感じる
ためがんばりは伝わるものの評価にはつながらない。

勝者:iroziro




バチクソ火鉢 vs 武屋食堂

PowerBoli vs Clairo

win : PowerBoli

PowerBoli
オーソドックスな技で固められてはいるもののその中にもいくつか工夫が見れて好印象。
中盤のパワーパス→FLリバース以降のリズムが良く締めまでその流れを崩さずしっかり締めれていて良かった。
特にシザースピンで減速してタメを作ったあとの締めが綺麗に決まっているのが印象的だった。

Clairo
指が綺麗だとは思うがそれだけという印象。
これといった工夫もなく基礎的な技のみでまとめられているが特段洗練されているというわけでもないため
この人にしかない魅力があるように感じなかった。
唯一締め前の多回転が見せ場かと思うが見せ場にしては薄すぎるように感じた。

勝者:PowerBoli




第2試合 Malimo


Akiza VS 斡旋

kAtts VS fff

win : kAtts

・kAtts
手の甲側から自然光を当てている為手の輪郭がはっきりしており、ペンの軌道も見やすく好印象です。
難易度が高い技を多く使っているにも関わらず、しっかり緩急や見せ場があり良いFSでした。
〆に向かう切り返しが突然すぎた点が残念でしたがその後の畳みかける〆は圧巻でした。
技のブレが多いところも残念でしたが、非常に見ごたえのあるFSでした。

・fff
ガンマンの円軌道が映えるアングルはとても良かったのですが、後ろに映り込んでいるキーボード等が変に目立ってしまっており、あまり良い環境ではなかったです。
純回転主体のFSで、〆への疾走感がとても気持ちよかったです。
しかしその反面、技と技の合間のブレが目立ってしまっていて減点対象となりました。

難易度、環境を評価しkAtts氏を勝利とします。



バチクソ火鉢 vs 武屋食堂

GO_ONRONE vs モナチョ

win : モナチョ

・GO_ONRONE
光量多めの白背景に黒系のペンがとても映えていて良いです。
始動にインパクトのある技を組み込んでいる点も高評価です。伏せソニックから畳みかける〆も珍しい組み合わせで非常に良かったです。
中盤の6~7秒辺りの技のブレが目立ってしまっている点が残念です。始動と〆が良い分、中盤の盛り上がりに欠けてしまっている点が残念でした。

・モナチョ
ピポット系の円軌道がとても映えており、手の輪郭、ペンの軌道が見やすく好印象です。
始動から中盤まで手を起こしたままで進行していく面白い構成で、難易度の高いパス、ピポット系の技の連続が素晴らしいです。
後半手を伏せてから〆へ向かう変則的な流れが〆への盛り上がりとなっていて素晴らしいです。


両者とも良い環境、構成で素晴らしいFSでした。
完成度、構成力を評価し、モナチョ氏を勝利とします




第3試合 Drowsy


Akiza VS 斡旋

kudo VS pARu

win : pARu

二人のスタイルが全く異なる上、魅力も全く別のところにあるため比較が難しく、審査は困難を極めた。

kudo

オーソドックスなオーダーが極めて高い完成度で行われている。
また、完成度だけでなく、指づかいと旋転の緩急(キレ)が美しいし格好良い。
序盤からチャジガトまでの一連の動きが特に魅力的。3シメソニ、4ソニ捻、3ガンマンといった難しい技が完璧に映えていて感動した。

一方、中盤以降は順回転統一で、何か新しい動きや展開もなく122で〆られており、物足りなさを感じた。
使われている技やコンボも、非常によく見るものが多い。
kudo氏に極めて高い技術的特異性があることは一回戦の動画などから知っているが、本動画からはそれが伝わりにくい。
終盤でもう少し独自性のある技が、kudo氏の完成度で行われていれば印象は格段に良くなっていたと思う。

全体的に一切の傷がなく、技が格好良くこなされている点は素晴らしいが、内容から置きにいったような印象が残った。


pARu

高難易度の技がかなりの密度で繰り出されており、動画から気迫を感じた。
掌底で弾くエアスピや5タップ周辺の流れには独自性があり、ありがちな流れから一線を画している。
〆の畳みかけも回転がしっかり制御できており、視覚的に気持ちがよい。

一方で、全体を通して手と腕の上下の動きが激しく、FSの美しさや安定感を損ねている。
これがpARu氏のスタイルであることは分かるのだが、FSに慌ただしいような印象を与えており看過できない。
アングルを調整して腕が写らないようにしたり、服と背景を同系色にして目立たないようにするなどの環境の工夫があった方がよいかと思われる。

とはいえ、この回し方を一旦受け入れれば、文句の付け所がないような鬼気迫る内容である。

以上より、両者の部分的な比較が難しかったため、動画の最終的な印象を重視した。
気迫ある内容を特に評価し、pARu氏を勝者とした。



武屋食堂 VS バチクソ火鉢

芹沢 VS Mesi

win : Mesi

芹沢

全体的に指づかいが美しく、安定感がある。
ガンマンやアラウンド、FLリバなどの技が綺麗で独特の上品さが感じられる。
中盤のムーンウォークソニックや25パスなども完成度が高く、落ち着いて見れる。
一方で、見せ場らしい見せ場がなく、淡々とした回しなため若干盛り上がりに欠ける。
また、終盤のシザスピ前のそこそこ長い静止や、〆前のソニリバやチャジリバの円軌道の崩れから有効な効果が見出せず、視覚的快感を損なっているように感じた。


Mesi

複雑なピボットが繰り返されるが、減速や円軌道の崩れが一切なく、緩急のキレがあるため爽快感がある。
序盤の15チャージリバや45チャージリバ周辺など、最小の動作で大きな軌道が描かれているため技が効果的に映えている。
〆前のソニックとパスの融合技は綺麗に見せるのが非常に難しいと推測されるが、滑らかに綺麗な円軌道が描かれており、非常に高い技術を感じる。
Mesi氏がソニックやパス系の最前線にいるため自分では評価しきれない部分はあったが、その技術は十分すぎるほど伝わった。
環境に関して、若干見づらいので、カメラを固定し、もう少し明るくして撮ってほしいと思った。]

以上より、技術的特異性と視覚的快感を特に評価し、Mesi氏を勝者とした。


よって秋座と愉快な仲間たち・バチクソ火鉢
を決勝戦進出とします。
添付ファイル
R3.png
R3.png (40.2 KiB) 閲覧数: 1168 回

返信

“JAPANCUP 2020 団体戦” へ戻る