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個人戦2021 審査のポイント

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久遠/kudo
記事: 24
登録日時: 2016年9月11日(日) 01:03

個人戦2021 審査のポイント

投稿記事 by 久遠/kudo » 2021年5月30日(日) 18:00

▼JAPAN CUP 2021 審査員


・rpzn
・Mesi
・HAL
・fukrou
・Laku



▼審査のポイント


・rpzn

主な評価基準は
・スピナー本人の特色・強味を構成や技に反映しているか
・他のスピナーと比較した時点でのFSの完成度・緩急・テンポ
・ペンがしっかり回っているか(円軌道・技の気持ち良さなど)

上記を重点的に評価させていただきます。

高評価点として
・技のキレ・見せ場となる技のFSへの落とし込み方
・本人にしか出せない雰囲気・FSの内容
・基礎技の熟練度

低評価
・明らかに他人の真似事と感じた時(ペンや環境・FSのコピーなど)
・ペンを止めるFSなど、FSの流れを断ち切っている瞬間

立ちまわし・両手FS・画質など減点対象にはなりませんが評価を下しにくい分野なのであくまでも手元のFSを評価させていただきます。

高評価の例
JapEn 2nd cery
World Cup 2008 Semifinal Pesp
World tournament 2007 Final KTH


・Mesi

審査のポイント
特に設けませんが、最近のFSの傾向を踏まえて好みを2つ書いておきます。

・切り返し
あった方が好きです。入れどころが悪いとマイナスポイントですが、挑戦してみてください。

・〆技
同じ回転方向で畳みかけて〆もいいですが、短くピシッとFSのイメージを引き締めるような〆も好きです。
これも場合によっては尻切れトンボなFSになり兼ねませんが、挑戦してみてください。

以上です。

運営から下記に言及するよう言われてるので書いておきます。
・撮影環境/画質
ペンと手が見やすいように撮ってください。

・手以外の使用、立ち回しについて
OKです。

・高評価の例
 Saz'ect key3
 JapEn3rd key3
 Japen9th dami-


・HAL

この度、審査員を務めさせていただくこととなりました、HALと申します。
私はこれまでの活動の中で、様々なアートや競技としての旋転を見てきましたが、共通して良いと思える旋転はやはりそのFSが ”作品として輝いているか” です。
どれだけオーダーが複雑でも回転にブレが生じていると、見る側の感覚には響かないと思っていますし、時には力強く機械のような安定感こそ無いものの、見る側の心に訴えかけてくるような役割を果たす軌道もあるでしょう。

好きなFS
Spinning Party Reverse fukrou氏
こちらは、数秒に1つ驚きのある、非の打ち所の無い作品だと思っています。完成度というものに一切の妥協が無く、本当に心から楽しめる作品です。”余裕感”という気持ち良さまで受け手が感じることが出来ます。
私は、いくら頑張っていても完成したときに全体のリズム感や完成度(つっかかりや、”頑張っている感”が出てしまうことによるもの)が落ちてしまう技やコンボは無駄だと考えますので、切り捨てるか難易度を落としてください。
また、スロー再生しなければ「ここにこだわったんだ!」と分からないような内容もあまり好きではありません。作品一連の通常再生だけで表現が完結されるものが好きです。


私は撮影機材の画素数などによる好みは特にありません。その方の旋転が際立つのであれば、低画像カメラならではの残像演出や、クリアなカメラの映し出す世界観も愛します。撮影環境も、「必ずこうでないといけない」といった考えはなく、とあるオブジェや家具が映り込んでいることによってそれが演者のアイコンとなる役割を果たしたり、スタンディングスタイルの際には余計なオブジェが演技を邪魔することもあるでしょう。
あなたの演技が、動画という枠の中で最も”作品”として輝くのに適したステージ作りを心がけて、1つの映像を作ってください。

DDD4th KEN氏
こちらは上記の文章を表す例として良いと思った作品です。手持ち撮影のため画面自体は揺れていますが、KEN氏の力強いパスのテンポを際立たせる良いリズム感が手持ち撮影によって生み出せていると思えます。映像自体が過去のものではありますが、こういった映像全体の質感でアイデンティティを引き出せているFSは好みです。
カメラ画質も決して現代のカメラのクリアな表現と比較して、「綺麗に映っている」とは言い難いですが、カメラ露出が高く設定されており、旋転の残像や、乾いたようなカッコよさが際立っていると思います。


デスクの上で完結する旋転を最初に見て育ってきた身ですが、昨今全身を用いたスタンディングスタイルや2P以上を用いたスタイルなど、発展が著しいです。それら全てをいつも楽しく見させていただいているので、皆様にだけ出来る表現で精一杯勝負をしてください。
厳正な審査が出来るよう、しっかり努めていきます。よろしくお願いいたします。


・fukrou

今回JapanCupの審査員を務めさせていただくことになりましたfukrouです。よろしくお願いします。

審査にあたっては、以下の項目を基に50点満点で評価いたします。

・第一印象(10点)
スロー再生による技の解析は行わず、初見時の印象を基に得点を付けていきます。
総合的に評価を行いますが、重要視されやすい項目は環境、完成度、FS全体の流れ、技の見栄え、インパクトとなります。

・環境(10点)
具体的にはアングルが適切かどうか、ペンや手が見映えているか、カメラの画質や設定が適切かどうかが得点に関わってきます。
ペン回しが見やすければ高得点、見づらければ低い得点となります。また、環境によってその人の回しの魅力を引き出せている場合は更に高得点となります。
机上での撮影が望ましいですが、ペン回しが見やすくする工夫がされていれば机上でなくても問題ありません。

・完成度(10点)
技を行う際の完成度を評価します。
滑らかな旋転、美しい円軌道、適切な指使いが行われており技が見栄えていれば高得点。がたつきや引っ掛かり、手のふらつきやブレ、円軌道の崩れがあると低い得点となります。
また技が熟練・洗練されており技一つ一つに魅力を感じる場合は更に高得点となります。

・構成 (10点)
主にFS全体の流れと見せ場を基に評価します。
FS全体の流れは見ていて気持ちいい流れであれば高得点、流れを切る不要な切り返しや単調な流れは低い得点となります。
見せ場は中盤や締めにかけてインパクトや見栄えのある見せ場、緩急やリズムを効果的に使っているものがあれば高得点となります。また、高い密度、テーマ性を感じさせる構成も高得点です。

・新奇性または独自性(10点)
新奇性は目新しい技やコンボ、流れがあれば高得点となります。
独自性はスタイルを問わずその人ならではの技術や世界観が表現できていれば高得点となります。
※必ず両方満たさなければならないわけではありません。どちらもまんべんなく満たしている場合、どちらかの項目が特出している場合、どちらも高得点といたします。

以上の5項目
・第一印象 10点
・環境 10点
・完成度 10点
・構成 10点
・新奇性または独自性 10点
の50点満点で評価いたします。

以下補足
※画質については不問ですが、アスペクト比は4:3または16:9が望ましいです。

※スタイルによる有利不利はないように審査いたしますが、手以外の使用がある場合や立ち回しに関しては公平な審査が難しい場合があるのでそこはご了承ください。

※高評価例(私の好み)を記した記事となります、参考までにどうぞ。
 https://fukrou-jeb.hatenablog.com/entry ... /14/175529


・Laku

【審査のポイント】
『もう一度見返したくなる動画』を作製できる能力を重視したいと考えています。
そのような動画にはリズムの良い技の運び・インパクトの大きい新奇性のある技・スローで見たくなる高難易度である技などの見せ場があり、それを魅力的に見せる構成が存在します。
自分の強みを理解しそれを基にFSの中に見せ場となる瞬間を作り、それを伝えるための構成に工夫が見られる動画を高評価とします。

【審査項目】
・技
技・コンボに対して新奇性・難易度を重点的に評価します。
技の突っかかり・不要な減速等があった場合低評価の対象となります。

・構成
FSの中で見せ場となる技・動きを魅力的に見せるためにスピード・軌道・指使い等の工夫があれば高評価です。またそれらが複数あり、高密度でありながらお互いが魅力を損なうことなくまとめ上げられているFSが理想です。
冗長な動き、流れを切るような動き等が見られる場合低評価の対象とします。

・環境、画質
基本的には評価の対象としませんがある程度整った環境を推奨します。
背景とペンが同じ色、ものが多数散乱している、コマ落ち・等ペンの軌道が見にくいものは審査において悪影響を及ぼす可能性があります。

・手以外の使用や立ち回しについて
手以外の部位の使用や立ち回しは他の動画と同様に審査します。

・U-18部門について
過去の大会の傾向から一般の部に匹敵するレベルの動画が提出されることから一般の部と同じ項目で評価します。ただし、傾向として加点項目に重点を置いて評価するので自身の強みを全面に出した動画をお待ちしております。
HN: kuon,久遠,kudo,910,etc……

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